JIGEN3の斜に構えた日々-。 

旅の途中

このGWは、散々だった 貴重な体験ができた。

3泊4日の予定で組んだ四国ツーリング。
大きな地図で 2011GW 四国ツーのルート を表示
ru-to.jpg
1日目:関西→淡路島→徳島→室戸岬
2日目:四国カルスト→愛媛松山→伊予
3日目:香川坂出→讃岐
4日目:帰宅

朝8時に自宅出発。




渋滞で大混雑の名神、中国、鳴門自動車道を通過し、徳島へ。
室戸岬へ向かってR55をひたすら南下。
途中、NHKの連続TV小説「ウェルかめ」の舞台となった徳島美波町にて、海ガメの来る浜と、日和佐城に寄り道。更に南下して道の駅宍喰で遅めのランチ「鰹のたたき丼」をかきこむ。

夕方4:30頃、順調に室戸岬へ到着。
ここで宿泊予定していたキャンプ場がまさかの満員で断られる。
仕方ない、ひとまずは暗くなる前にと別の寝床を探して走行中、突然エンジン停止・・・。

場所は、高知県室戸市の羽根町付近。
たまたま近くの畑にいた農家のおやっさんに駆け寄り、ヘルプを頼む。

「ワイの甥っ子がバイク乗っちょる。今から連れて来るけん、待っちょれ。」

→ 茶髪の甥っ子さん登場。

押しがけを手伝ってもらったり、方々TELで聞いてもらうがどこも休み。
かなり暗くなってきた。
あまりに遅くまでつきあわすのも気が引けて「あとは何とかするから。」と感謝を伝える。

「すまん、力になれんき。」 


「いえいえこちらこそ、ありがとう。」 って頭をさげつつ、帰っていく軽トラのテールランプがわびしい。

仕方ない、ここでテント張るか。 幸いにも工事資材置き場で、仮設のトイレもあるし。

ごそごそとテントを張っているところへ違うおじさんが登場。

「状況は聞いた。バイクはここへ引き取りに来てもらうほうがええな。あんさんもテントしまって一緒にのけてってもろたらええ。」

休日でどこのバイク屋も営業していない中(というか、バイク屋自体が少ない)、地元の親切な方の個人的なつきあいを頼りに、引き取り修理してもらうことになった。

バイクと共に自分と荷物をトラックに載せてもらい、そのバイク屋の近くにある高知県安芸市の 道の駅「大山」 で降ろしてもらう。 なんでも”日本一小さい道の駅”とな。

こういう時、iphoneの位置情報がとても役に立つ。
IMG_1093.png

今夜はここでテント泊。
そこに着いたのは夜8時頃、とりあえずテントを張って少しほっとした途端、急に空腹であったことに気づく。 
しまった! 売店は18時でとっくに閉店していて、周囲には店はおろか民家もない。
空腹を満たすために缶コーンスープを飲むが何だかなぁ・・っというところで、倉敷からきていた御家族の親切でカップラーメンとパンを頂くことに。

ベンチでワインを飲んでいるご主人と奥様。
ご主人も昔はバイク乗りで、半年前は名古屋、その前はオランダにいたそうな。
ヨーロッパを回った時の話、子供の話など夜中まで語って、とても楽しかった。

「私達、明日早朝に出ますから。 バイク直ればいいですね。」

メールのアドレスなどを交換し、感謝を伝える。

トイレの水場で頭と体を洗い、歯磨きして寝床に着く。
一日走って疲れていたのに、慣れないテントの中眠れない。

「そういえば、被災した人達は昨日までの当たり前の生活が突然、テント生活になっているんだなぁ」などと、改めて思いながら。波の音がしだいに遠くなる・・・。

翌早朝、テント脇を歩いていくお遍路さんの杖の音で目が覚める。
テントから出てみると、目の前に長崎の出島っぽいのがデーンと。昨夜は真っ暗で見えなかったが。
それにしても何もない所だ。

バイク屋は「お昼まで用事があるから見るのは午後になる」と。
昼までとりあえずはやることもない。浜の辺りや、出島を散歩しながら周囲を散策。

んで、トイレに戻ってきたら、まさかの使用中止・・・もう慣れたよ ┐(´・д`)┌

曇っていた天気は10時ごろから快晴になる。こんな日に海岸線走れたらどれだけ気持ちいいだろう。

昼過ぎ。
バイク屋まで歩いていくと、ちょうど点検してくれていた。
セルモーター端子を(無理やり)短絡してキュルキュル回すも、点火プラグがスパークしない。

「間違いなく、イグナイターがアウトですねぇ。」

そうか。 
どうりで押しがけしてもEGかからないはずだよなぁ。
この時点で、すぐに復旧は無理だと判る。 

かといって、送ってもらうと高くつくしEGかからなきゃどうしようもない。
バイクはここで修理してもらい、後日引き取りにくることで了承してもらった。

嫁さんにTEL。
「ちょっと高知までドライブにこないかーい!」

またボケーっと道の駅で過ごす。
昨日は何台かいた車も今日はゼロ、話相手もいない。

夕焼け、綺麗な星空、波の音 を、独り占め。
ある意味ぜいたくなんだよな。


夜中に救世主 が到着。

「あー遠かったー! 初めてきたぁ、高知県。 しかも日帰りって・・・!???」

すまない。バイク引取りにくるから、すぐまたこれるんだze!!


こういうトラブルも若かりし頃とは違った楽しみ方ができて、意外に面白い。


P1060414.jpg

道中、お遍路さんをたくさん見ました。

家族をなくした人、病気を克服したい人、理由はいろいろあると聞いたが、これからますます増えるのかもしれない。

どうか、その旅がいつか終わりますように-。





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